サイバー攻撃は常に進化している。従来なら信頼できる相手の電子メールやファイル転送、Web閲覧などの通信チャンネルから侵入してくる。被害も拡大し、ランサムウエアのようにシステムをロックさせ身代金を要求するプログラムも登場してきた。
本資料は特に米国を中心に海外の情報セキュリティ被害の状況を数多く紹介している。ある電子メールを見て、どのようなところが不審なポイントなのかを解説するなど、かなりディープな内容になっている。
この資料を作ったイスラエルのSasa Software社は、サイバー攻撃をブロックするセキュリティソフトウエア「Gate Scannerスイート」製品を販売してきた。同製品群の特長はユーザーのネットワークに入る前に、受信したコンテンツから脅威を除去すること。Gate Scannerスイート製品群は、電子メールやインターネットダウンロード、ファイル転送、外付けドライブなどで傍受し、システム内のほぼすべてのセキュリティアセットとのインターフェースが可能になっており、そこで脅威を食い止めている。
受信するファイルや電子メールに対して、ファイルを解体、洗濯(サニタイゼーション)し、悪意のあるコンテンツファイルを除去しファイルを変換した後、再構築するというもの。このホワイトペーパーはセキュリティを理解する一助になる。