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ロボットに“マシンビジョン”を追加することで、位置決め精度が100倍向上

コグネックス

2017/07/14

資料の紹介

 工場に導入されたロボットのほとんどは、人から動作や位置合わせなどの“ティーチング”を受けて自動運転に入る。ところが、位置合わせは人が行うと精度が低下する。たとえ治具で固定されていても、数百μmのズレがある。本来ロボットが持っている数μmという精度を生かせていないのだ。実際に工場で製造ラインを受け持つ技術者は、大なり小なりこのような課題に向き合っているのではないだろうか。

 しかし、この課題はロボットに「マシンビジョン」を加えることで、位置決めの精度は数μmになる。画像認識と制御の機能を担う、いわゆる「マシンビジョン」をロボットに後付けで搭載するのだ。

 実際にロボットにマシンビジョンを搭載するメリットを、コグネックスが分かりやすい動画にして紹介している。動画では、相対座標系を利用したオートチューニング機能を持つマシンビジョンを利用することで、さらに高度な自動化を簡便に実現できる様子が分かる。いくつかのデモンストレーションも用意されており、得心できる内容だ。ロボットがまるで目を持っているかのように動く様子を確かめてほしい。

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