「リーンスタートアップ」は「IoTサービス」においても有効な起業スタイルだ。小さな失敗を繰り返すなかで、サービスを改良し、事業の継続や中止を見定める。そのためには初期投資を抑え、無駄のない最小限の製品やサービスを用意する必要がある。しかし、IoTサービスの基盤となる重要なセンサー群の選定を誤ると大きな失敗につながってしまう。センサーの精度や耐久性に加え、通信やデジタル化の機能も必要だが、これらを自社開発していては開発工数が増えてしまい、リーンスタートアップの実現から離れてしまう。
IoTサービスに適した機能と手軽さを兼ね備えたセンサーとして、電源や通信機能を搭載したモジュール型センサーという選択肢がある。温度を含む各種センサーに加え、太陽光などの環境発電機能、測定結果の信号処理、無線通信などを内蔵しており、手軽にIoTのセンサー基盤を構築できるのが特徴だ。
本資料ではIoTサービスを実現させるための無線温度センサーモジュールについて紹介。モジュール型の優位点をはじめ、測定精度、耐久性、取り付けやすさなどセンサー選びのポイントを詳しく解説する。