企業のグローバル化やテレワークの浸透により、遠隔地にいる相手とビデオ会議をする機会が増えている。直接顔を合わせるのに比べて、移動時間や交通費の削減につながるほか、会議室の手配や配布資料の印刷も不要になるなど多くのメリットがあるからだ。
しかし会議の内容によっては、細かいニュアンスが伝わりづらいケースもある。例えばデザインの打ち合わせなどで、修正の指示やアイデアを出すような場合、話し言葉やテキストでは表現しにくい。また、付箋に皆がアイデアを書き込んでいくようなブレーンストーミングも、ビデオ会議ではスムーズな進行が困難になりがちだ。
本資料では、こうしたビデオ会議のデメリットをカバーするWindows 10 Proの機能について解説する。パソコンの表示画面を取り込み、ペンツールで手書き文字やイラストなどを感覚的に書き込めるので、説明がしやすく、見る側も分かりやすい。さらに、年間で約12日間の作業時間を節約できるというマルチディスプレイ機能の使い方も紹介する。