2024年1月にINSネット ディジタル通信モードのサービス提供が終了される。固定電話網からIP網への切り替えは一般のユーザーからすれば歓迎するものであるが、電子商取引における電子データ交換では、信頼性の面からISDNによるEDIの利用が続いている。そのサービスが5年後に終了することで、多くの企業がインターネットEDIへの移行を検討する必要が出てきた。
しかし、EDIは自社だけの問題でなく、他社と正常に接続することが求められる。プロトコルの共通化や移行テストの実施フローなど問題や山済みだ。企業経営の「基盤」ともいえるEDIの問題はもはや全社的課題として取り組む必要がある。本特集では、ISDN終了がEDIにもたらす影響や移行に向けての課題や進め方などを紹介した資料を用意。移行に向けてベンダーから提供されている移行支援サービスを導入するのも有効と思われる。