現在、経営判断からマーケティングや営業戦略まで、業種や業態を問わず多くの企業がデータを活用した取り組みを行い、業務の効率化や迅速な意思決定を実現している。従来のデータ活用といえば表計算ソフトを使うのが一般的であったが、扱うデータの件数や種類、さらに社内だけでなく社外からのデータも活用するケースが増えてきたことから、表計算ソフトだけで処理するのは難しくなってきた。
そのため、データ分析プラットフォームとして導入が進んでいるのがセルフサービスBIだ。たとえば、表計算ソフトだと一度作成したグラフで項目を変更したい場合、基となる表を修正しないとグラフに反映されないが、グラフを自動生成できるセルフサービスBIであれば、読み込んだデータ項目のなかからグラフにしたい項目を選択することでグラフの生成が可能。簡単にグラフ生成ができることから、ユーザーはデータ分析に集中できる、会議の最中でもリクエストに応じたチャートの生成ができるなど、これまで以上に迅速な判断や意思決定を可能にしてくれる。
すでにセルフサービスBIを導入して業務効率向上、意思決定の迅速化を実現している企業も多い。競合企業との競争に勝つためにも効果的、効率的なデータ活用はもはや必須といえる。今回はそうしたニーズに対応するソリューションを紹介したい。