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解説

基礎から学ぶ! RFと無線通信

日本ナショナルインスツルメンツ

2016/11/21

資料の紹介

 電子機器を開発するエンジニアにとって、電子回路の外側の物理現象である無線技術に対して、「専門外」や「苦手」とは言っていられなくなってきた。社会の至る所に普及しているインターネットやモバイル機器をより使いやすくするため、電子機器の新製品開発に、Wi-Fiなどの無線LAN、Bluetooth Low Energyなどの近距離無線通信、LTEや5Gなどのモバイル通信――といった無線技術が不可欠の要素になってきたからだ。IoT(モノのインターネット)時代が本格的に到来すると、その傾向はますます強まってくるだろう。

 本資料は、RF(無線周波数、高周波)やワイヤレス通信システムに関する基礎的な知識を、簡潔な文章で分かりやすく説明したものである。無線の基本的な公式や周波数割り当て、通信の原理から説き起こし、高周波の計測時に必要な知識であるスペクトル解析や、通信原理の基礎であるアナログ変調/デジタル変調などを網羅的に取り上げて解説している。また、最新のWiMAX、ZigBee、MIMO、RFIDなど向けの開発キットの紹介もある。高周波の無線通信の基礎を学びたい、技術を再確認したいエンジニアにお薦めの資料である。

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