RPA(Robotic process automation)とは、PC上での人間の作業を記録し、処理フローに基づいて自動で再現する技術。ノンプログラミングで構築でき、トライアルも比較的安価で実施できることから、この1年ほどで多くの企業で導入が検討されている。
しかし、RPAを本格導入するなら、考慮すべきポイントが多数存在する。一口にRPAといっても、ライセンス体系やツール構成などの要素から、複数のタイプに分けられる。もしトライアルで活用した製品が、社内で広く展開することを想定したライセンス体系でない場合、展開するほどにコストが嵩み、期待した投資対効果が得られないことも考えられる。ツールの特徴を理解し、利用用途や規模に合わせたものを選定することが必要だ。また、人の作業をそのままロボット化するRPAでは、些細な変更でもメンテナンスが発生するケースも。導入時にメンテナンス方式を決めておくことも重要だ。
本資料では、RPAの導入にあたって必要な構想化のステップ、本格展開・導入をめざすアプローチについて解説。効果や限界を理解することが、実現性の高い展開計画の策定には欠かせない。