ベンチャー企業の石川エナジーリサーチは、独自のエンジニアリング技術を駆使して、海外からも注目される農薬散布用電動式ドローンを短期間に開発した。この開発で威力を発揮したのが、部品製造を委託したデジタルマニュファクチャリングサービス。通常、3カ月程度かかる射出成形パーツが3週間で入手でき、開発期間の短縮と大幅なコスト削減が達成できたという。
革新的なアイデアを持つベンチャー企業が、短期間で製品化に成功するためには、デジタルマニュファクチャリングを利用するのが有効だ。デジタルマニュファクチャリングを利用することで、見積もりや設計データの製造性解析などのプロセスをオンラインで行い、期間を短縮できる。そしてサービス会社のテクニカルスタッフのサポートで、製造前に3次元データの完成度を高めることができ、最終工程での手戻りなどのリスクを回避できる。
本資料では、ベンチャー企業による農薬散布用電動式ドローンの開発事例から、デジタルマニュファクチャリングを利用したサービスに委託をしたことで実現した「低コスト・高品質・短納期」の成果について紹介する。