企業や組織、団体をターゲットとしたサイバー攻撃のリスクは高度化、巧妙化が進んだことで、今後もさらに増加することが予想される。当然ながらサイバー攻撃に対する様々な対策法を講じることが求められるが、攻撃側の手法が上回っている現状では完全に防ぐことは困難だ。

　万一、サイバー攻撃を受けてしまった場合、被害規模によっては賠償金やシステム復旧費など多額の損害を被ることとなり、そのダメージは企業経営を揺るがしかねない問題となる。被害発生時のダメージをいかに最小限にとどめるか、そのリスクに備えるものが「サイバー保険」である。

　今回ダウンロードできるのは、サイバー保険における保険金請求の動向をまとめた資料。保険金請求の件数やその内容からサイバー攻撃の現状をひもとく内容となっているため大変興味深い。

　サイバー攻撃は、企業の規模や業種、事業内容に関係なく襲い掛かってくるものである。リスクに対する充分な備えを構えるためにも一読をおすすめする。