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特集:ITサービスマネジメント、操作性と柔軟性を競う管理ツール

 企業のITシステムをハード/ソフトの保守・運用業務の観点だけから捉えるのではなく、ITシステムが提供している“サービス”に対して、どのように管理していくかという観点から、10年以上前から「ITサービスマネジメント」という考え方が出てきた。

 ITサービスマネジメントには普及したガイドラインがあり、運用手法に加え、ITのライフサイクル、IT戦略、アウトソーシングなどの業務を体系化した「ITIL(IT infrastructure library)」が知られている。英国政府が調達の標準化のため始めたものだが、現在2011年の改訂版が世界中で普及している。また、ITILをベースに拡張した国際規格「ISO20000」もある。

 従来のIT管理ツールはITILの啓蒙が進むとともに、ITサービス管理ツールとしてITIL対応(またはISO20000対応)を謳うようになり、保守・運用の概念が共通化される一方、ライフサイクル、IT戦略、アウトソーシングなども、ツールの支援を受けて業務を進められるようになった。

 ITサービス管理ツールのユーザーインターフェースは、「操作性」「柔軟性」などが求められ、各社がその出来具合を競っている。最近はITサービス管理ツールをクラウドサービスとして利用できるものも登場した。クラウド時代を意識しつつ、ITサービスマネジメントは、機能やコスト、導入実績などを比較検討して導入するステージに入ったといえる。

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