「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」-- これはデジタルトランスフォーメーションの概念を述べたものであるが、この概念が提唱されてから10数年が経過した現在、どの程度の企業がこの言葉に沿って企業や組織を変革することをできているだろうか。
「これまでデジタルと無縁だったアナログの仕事領域において、アナログなものをデジタル化することでビジネス価値を高めること」と東京大学大学院工学系研究科教授・森川博之教授は述べている。ただし、その実現においてはビジネスモデルの変更や業務フローの見直しといった大きな変革が必要である、ともしている。従来の事業構造や組織の在り方をどう変革するかが課題といえよう。
本資料は、森川氏を招いて「デジタル化によってビジネスはどう変わるのか」をテーマに、注目を集めているデジタルトランスフォーメーションの動向や従来ビジネスがどのように変わるのか、そして、企業がデジタルトランスフォーメーションを導入するためのポイントなどについて語ってもらった。ビジネスのデジタル化に関心のある企業にとって目を通しておきたい資料といえよう。