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「デジタルスレッド」を知らずして「デジタルツイン」を語るなかれ

 インダストリー4.0(第4次産業革命)やスマートファクトリー(考える工場)など次世代のものづくりを支える重要なテクノロジーとして「デジタルツイン」がよく知られている。2002 年にミシガン大学の Michael Grieves 教授が作った概念で、製品や設備など現実世界の「モノ」をデジタルの世界に再現。不具合や故障などを仮想空間上で忠実にシミュレーションできる「デジタルの双児」を意味する。

 その後、IoT(Internet of Things)で「モノ」がインターネットに「つながる」時代になると、「モノ」の双児を作り出す「デジタルツイン」だけでなく、設計、製造から保守サービスに至る製品のライフサイクル全体までをもデジタル化してプロセスのトレーサビリティを実現する「デジタルスレッド」が実現できるようになっている。元来、「デジタルツイン」を"モノの3D可視化"とだけ考えるのは誤解である。「デジタルツイン」に「デジタルスレッド」が合わさってこそ、本来の意味での「デジタルツイン」であり、将来的に発生する不具合などを予測する理想的なPLM(product lifecycle management)が実現する。今回、そのソリューションの一例として、"成功するデジタルツイン"を掲げるアラスジャパンのPLMプラットフォーム「Aras Innovator」を紹介する。

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